じゃがいものガレット|牡蠣をはさんでカリッと焼くフライパンレシピ

この記事を書いた人:光栄水産(兵庫県赤穂市・坂越湾で牡蠣を育て、加工まで行う生産者)

じゃがいもが手ごろに買える秋。いつもの肉じゃがやポテトサラダに少し飽きてきたら、じゃがいものガレットはいかがでしょう。細切りにしたじゃがいもをフライパンで丸く焼くだけの料理ですが、外はカリッと、中はほくっと焼き上がり、見た目もごちそう感があります。

結論からいうと、ガレットをカリッと焼くコツは、①じゃがいもは細切りにして水にさらさない、②フライパンに押しつけて、触らずにじっくり焼く、③お皿を使って一気に返すの3つ。今回は、間に牡蠣とチーズをはさんだ、牡蠣とじゃがいものガレットの作り方を紹介します。

  • じゃがいものガレットとは
  • 材料(直径20cmのフライパン1枚分・2〜3人分)
  • 作り方
  • カリッと焼くための3つのコツ
  • よくある質問

じゃがいものガレットとは

ガレットは、フランス語で「丸く薄く焼いたもの」を指す言葉です。そば粉のクレープを思い浮かべる方も多いですが、家庭料理としては、細切りにしたじゃがいもを丸く平たく焼いたものも「じゃがいものガレット」として親しまれています。

小麦粉や卵などのつなぎを使わず、じゃがいもに含まれるでんぷんだけでまとめるのが基本。材料がシンプルなぶん、じゃがいもの切り方と焼き方で仕上がりが決まります。

材料(直径20cmのフライパン1枚分・2〜3人分)

  • じゃがいも 中3個(約300g)
  • 冷凍むき牡蠣 100g(200gのパックの半量)
  • ピザ用チーズ 40g
  • 塩 小さじ1/3、こしょう 少々
  • オリーブオイル 大さじ2(焼く用)+小さじ1(牡蠣の下焼き用)
  • バター 10g
  • パセリ(みじん切り)・粗びき黒こしょう 適量(あれば)

じゃがいもは、男爵いものようにほくほくした品種でも、メークインのようにねっとりした品種でも作れます。男爵いもはカリッと軽く、メークインはもっちりまとまりやすい仕上がりになります。

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作り方

1. 牡蠣を先に焼いておく

  1. 冷凍むき牡蠣は商品の表示に従って解凍し、キッチンペーパーで水気をしっかりふく
  2. フライパンにオリーブオイル小さじ1を熱し、牡蠣を中火で両面焼く。中心部が85〜90℃で90秒以上になるまで加熱する(厚生労働省の目安)
  3. 取り出して粗熱をとり、大きいものは半分に切る。フライパンはさっとふいておく

牡蠣を先に焼いておくと、ガレットの中で牡蠣から水分が出て生地がべちゃっとするのを防げます。中まで火が通っているかを、焼く前に確かめておけるのもよいところです。

2. じゃがいもを細切りにする

  1. じゃがいもは皮をむき、スライサーや包丁で2〜3mm幅の細切りにする
  2. 水にはさらさず、そのままボウルに入れて塩・こしょうをふり、全体を軽く混ぜる

3. 牡蠣とチーズをはさんで焼く

  1. フライパンにオリーブオイル大さじ2を入れて弱めの中火で熱し、じゃがいもの半量を丸く広げる
  2. 縁を1cmほどあけて、チーズの半量、牡蠣、残りのチーズを順にのせる
  3. 残りのじゃがいもをかぶせ、フライ返しでぎゅっと押さえて平らにする
  4. 触らずに7〜8分焼く。縁がきつね色になり、フライパンをゆするとガレットが動くようになったら返しどき

4. 返して、もう片面を焼く

  1. フライパンより大きなお皿をかぶせ、フライパンごとひっくり返してガレットをお皿に移す
  2. フライパンにバターを入れて溶かし、ガレットをすべらせるように戻す
  3. フライ返しで押さえながら、さらに6〜7分焼く。両面がこんがりしたら完成

食べやすく放射状に切り分け、パセリや黒こしょうを散らします。そのままでも、好みでケチャップやサワークリームを添えてもおいしいですよ。

カリッと焼くための3つのコツ

コツ理由
じゃがいもを水にさらさない表面のでんぷんが「つなぎ」になり、粉や卵を使わなくてもまとまる
押しつけて、触らないフライパンに密着させると焼き色がつき、カリッとした層ができる
弱めの中火でじっくり強火だと外だけ焦げて中が生焼けになりやすい。時間をかけて中まで火を通す

細さをそろえると、焼きむらが出にくい

切った太さがばらばらだと、細いところは焦げ、太いところは固いまま、という焼きむらの原因になります。スライサーを使うと太さがそろいやすく、手早く作れます。スライサーを使うときは、手を切らないよう、最後は無理をせず包丁で切りましょう。

牡蠣は「縮ませない」

牡蠣は火を通しすぎると身が縮んで固くなります。下焼きは中まで火が通るところまでにして、焼きすぎないのがポイントです。牡蠣が縮む理由と防ぐ工夫は、牡蠣を焼くと縮む…それ、実はちょっとした工夫で防げますで紹介しています。

じゃがいもと合わせて、秋のおかずに

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よくある質問

Q. じゃがいもがまとまらず、ばらばらになります。

A. じゃがいもを水にさらしていないか、確認してみてください。また、焼いている途中で何度も動かすと崩れやすくなります。返すまでは触らずに待ちましょう。チーズを多めにはさむと、チーズがつなぎになってまとまりやすくなります。

Q. 冷めてしまったら、どう温め直せばいいですか?

A. オーブントースターで温め直すと、表面のカリッと感が戻りやすくなります。電子レンジだとしんなりしやすいので、カリッとさせたいときはトースターがおすすめです。中までしっかり温めてください。

Q. 残りの牡蠣100gはどうすればいいですか?

A. 冷凍むき牡蠣は使う分だけ取り出せるので、残りはすぐに冷凍庫へ戻しましょう。保存方法と期限は商品の表示に従ってください。フライパンで作れる牡蠣のおかずは、フライパンひとつで簡単!人気の牡蠣レシピ5選も参考にどうぞ。

まとめ

  • じゃがいものガレットは、細切りのじゃがいもを丸く焼く料理。つなぎはじゃがいものでんぷん
  • じゃがいもは水にさらさず、フライパンに押しつけて触らずに焼く
  • 牡蠣は先に中心部85〜90℃で90秒以上焼いてから、チーズと一緒にはさむ
  • 弱めの中火で片面7〜8分、お皿を使って返し、もう片面を6〜7分

カリッと焼けたガレットを切り分けると、中からチーズと牡蠣が顔を出します。秋の週末の食卓に、ぜひ作ってみてください。

出典:厚生労働省「ノロウイルスに関するQ&A」(加熱の目安)。分量・焼き時間は家庭での調理の目安で、フライパンやコンロによって変わります。冷凍むき牡蠣の解凍方法・保存方法・期限は商品表示に従ってください。
※画像はイメージです