牡蠣の月見焼き|卵黄をのせて楽しむ甘辛焼きの作り方とタレの配合

この記事を書いた人:光栄水産(兵庫県赤穂市・坂越湾で牡蠣を育て、加工まで行う生産者)

十五夜の翌日、まだお月見気分が残る週末に作りたいのが「月見」料理。卵黄を満月に見立てる月見うどんや月見バーガーのように、卵黄をひとつのせるだけで、いつもの料理がぐっと秋らしくなります。

今回紹介するのは、牡蠣を甘辛いタレで焼き、まん中に卵黄をのせる「牡蠣の月見焼き」。おいしく作るコツは、①牡蠣に片栗粉をまぶして焼く、②タレは牡蠣に火が通ってから加えて手早くからめる、③卵黄は食べる直前にのせるの3つです。卵黄をくずして甘辛いタレとからめると、まろやかなコクが加わります。

冷凍むき牡蠣を使えば、思い立った日にすぐ作れます。ごはんのおかずにも、晩酌のおつまみにもなる一皿です。

  • 材料(2人分)
  • 甘辛ダレの配合
  • 作り方
  • おいしく作るコツ
  • 卵黄の扱いについて
  • アレンジ:月見丼にする
  • よくある質問

材料(2人分)

  • 冷凍むき牡蠣 200g
  • 片栗粉 大さじ2
  • サラダ油 大さじ1
  • 卵黄 1〜2個分(生で食べられる表示の卵)
  • 小ねぎ(小口切り)・白いりごま・七味唐辛子 各適量

甘辛ダレの配合

調味料分量
しょうゆ大さじ1と1/2
みりん大さじ1と1/2
酒大さじ1
砂糖小さじ2

しょうゆとみりんを同量にした、照り焼きのような甘辛味です。卵黄をからめて食べることを考えて、少しだけしっかりめの味にしています。牡蠣にも塩けがあるので、薄味が好みならしょうゆを大さじ1に減らしてください。タレのバリエーションは、牡蠣に合うタレ5選!家庭で簡単に作れる絶品レシピと失敗しないコツでも紹介しています。

この記事で使った牡蠣はこちら

【冷凍むき牡蠣200g(生食用)】使う分だけ取り出せる冷凍のむき牡蠣。賞味期限は18か月

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作り方

  1. 牡蠣の下ごしらえ:冷凍むき牡蠣は商品の表示に従って解凍し、キッチンペーパーで水気をしっかりふく
  2. 片栗粉をまぶす:ポリ袋に牡蠣と片栗粉を入れ、袋をふくらませてやさしくふり、全体に薄くまぶす
  3. 焼く:フライパンに油を中火で熱し、牡蠣を重ならないように並べる。焼き色がつくまで2〜3分焼き、裏返してさらに2〜3分焼く。牡蠣の中心部が85〜90℃で90秒以上になるまで加熱する(厚生労働省の目安)
  4. タレをからめる:フライパンの余分な油をキッチンペーパーでふき取り、合わせたタレを回し入れる。フライパンをゆすりながら、とろりと照りが出るまで煮からめる
  5. 盛り付け:器に牡蠣を丸く並べ、まん中を少しあけておく。食べる直前に卵黄をのせ、小ねぎ・白ごまを散らす。好みで七味唐辛子を

おいしく作るコツ

片栗粉は「薄く」がポイント

片栗粉をまぶすと、表面がカリッと焼けて、牡蠣の旨みを閉じ込められます。さらにタレがよくからみ、とろりとした照りが出ます。ただし、厚くつけすぎると粉っぽくなるので、余分な粉ははたいて落としましょう。

あまり触らずに焼き色をつける

並べたらすぐに動かさず、焼き色がつくまで待つのがコツ。何度も返すと衣がはがれやすくなります。焼くと身が縮む理由や縮みにくくする工夫は、牡蠣を焼くと縮む…それ、実はちょっとした工夫で防げますで紹介しています。

タレは最後に、手早く

みりんと砂糖の入ったタレは焦げやすいので、牡蠣に火が通ってから加えます。中火のまま一気に煮詰め、照りが出たらすぐに火を止めましょう。

卵黄の扱いについて

このレシピでは、卵黄を加熱せずにのせて食べます。次の点に気をつけてください。

  • 生で食べられる表示の卵を使う:パックの表示を確認し、表示の期限内に使う
  • 保存は冷蔵庫で:買ってきた卵は冷蔵庫で保存し、殻にひびの入った卵は使わない
  • 割ったらすぐ使う:卵黄は食べる直前に割って分け、作り置きしない
  • 気になる方は加熱した卵に:小さなお子さまや、生の卵が気になる方は、温泉卵や半熟の目玉焼きにかえても楽しめます。卵黄に軽く火を通したいときは、タレをからめたあと、まん中に卵黄を落としてふたをし、弱火で好みのかたさまで加熱してください

残った卵白は、かき玉汁やスープ、炒め物に使えます。卵白もしっかり加熱して、その日のうちに使いきりましょう。

アレンジ:月見丼にする

温かいごはんに刻みのりを散らし、甘辛く焼いた牡蠣をのせて、まん中に卵黄を。フライパンに残ったタレを少しかければ、ごはんが進む「牡蠣の月見丼」になります。お好みで、千切りキャベツやもみのりを添えても。フライパンひとつで作れる牡蠣のおかずは、フライパンひとつで簡単!人気の牡蠣レシピ5選もあわせてどうぞ。

甘辛焼きにも、丼にも

【冷凍むき牡蠣200g(生食用)】思い立った日に、使う分だけ解凍して使えます

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よくある質問

Q. 片栗粉の代わりに小麦粉でも作れますか?

A. 作れます。小麦粉だと、ややしっとりとした衣になります。カリッと感を出したいときは片栗粉がおすすめです。

Q. タレが焦げてしまいます。

A. タレを入れる前に、フライパンの余分な油をふき取り、火加減を少し弱めてから加えてみてください。照りが出たらすぐに火を止めるのがポイントです。

Q. 牡蠣は解凍せずに焼いてもいいですか?

A. 凍ったまま焼くと水分が多く出て、片栗粉がはがれたり、タレが薄まったりしやすくなります。商品の表示に従って解凍し、水気をふいてから焼いてください。

まとめ

  • 牡蠣の月見焼きは、甘辛く焼いた牡蠣に卵黄をのせて満月に見立てる一皿
  • 牡蠣は片栗粉を薄くまぶし、中心部85〜90℃で90秒以上を目安に焼く
  • タレはしょうゆ・みりん同量に、酒と砂糖。牡蠣に火が通ってから手早くからめる
  • 卵黄は生で食べられる表示の卵を、食べる直前に。気になる方は温泉卵などに

十五夜のお月見の準備は、十五夜2026はいつ?9月25日のお月見に用意したい料理と飾りでまとめています。月がきれいな秋の週末に、牡蠣の月見焼きをどうぞ。

出典:厚生労働省「ノロウイルスに関するQ&A」(加熱の目安)。分量・焼き時間は家庭での調理の目安です。卵は、パックの表示(生食できる期限・保存方法)に従って扱ってください。冷凍むき牡蠣の解凍方法・保存方法・期限は商品表示に従ってください。
※画像はイメージです