牡蠣とさつまいものバター醤油炒め|甘じょっぱい秋のおかず

この記事を書いた人:光栄水産(兵庫県赤穂市・坂越湾で牡蠣を育て、加工まで行う生産者)

9月に入ると、店先にさつまいもが並び始めます。焼きいもやスイートポテトもいいけれど、「ごはんのおかずになるさつまいも料理が知りたい」という方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、さつまいもをおかずにするならバター醤油がおすすめです。さつまいもの甘みに、しょうゆの塩けとバターのコクが加わって、甘じょっぱい「ごはんが進む味」になります。そこに牡蠣を合わせると、旨みが加わって主菜になる一皿に。

この記事では、冷凍むき牡蠣とさつまいものバター醤油炒めの作り方を紹介します。さつまいもは電子レンジで下ごしらえするので、炒める時間は短くてすみます。

  • さつまいもと牡蠣がバター醤油で合う理由
  • 材料(2人分)
  • 作り方
  • おいしく作る3つのコツ
  • 味の変化をつけるアレンジ
  • よくある質問

さつまいもと牡蠣がバター醤油で合う理由

さつまいもは、ほっくりとした食感とやさしい甘みが持ち味。牡蠣は、噛むほどに広がる濃い旨みが持ち味です。この2つは味の方向が違うからこそ、組み合わせると互いを引き立て合います。

つなぎ役になるのが、バターとしょうゆ。バターのコクがさつまいもの甘みをまろやかに包み、しょうゆの香ばしさが牡蠣の旨みを引き出します。甘い・しょっぱい・コクがそろうので、子どもから大人まで食べやすい味にまとまります。

材料(2人分)

  • 冷凍むき牡蠣 200g
  • さつまいも 1本(約200g)
  • 片栗粉 大さじ1
  • バター 15g(炒め用10g・仕上げ用5g)
  • サラダ油 小さじ1
  • A しょうゆ 大さじ1
  • A みりん 大さじ1
  • 黒いりごま・小ねぎ 各適量

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作り方

  1. さつまいもの下ごしらえ:さつまいもはよく洗い、皮つきのまま1cm厚さの半月切りにする。水に5分ほどさらしてアクを抜き、水気をきる
  2. レンジで加熱:耐熱皿に並べてふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で3〜4分加熱する。竹串がすっと通ればOK
  3. 牡蠣の下ごしらえ:冷凍むき牡蠣は商品の表示に従って解凍し、キッチンペーパーで水気をしっかりふく。片栗粉を薄くまぶす
  4. 牡蠣を焼く:フライパンにサラダ油とバター10gを中火で熱し、牡蠣を並べて両面に焼き色をつける。いったん取り出す
  5. さつまいもを焼く:同じフライパンにさつまいもを入れ、両面に焼き色がつくまで焼く
  6. 合わせて味つけ:牡蠣を戻し入れ、合わせたAを回し入れる。全体にからめながら、牡蠣の中心までしっかり加熱する
  7. 仕上げ:火を止めてバター5gを落とし、全体にからめる。器に盛り、黒ごまと小ねぎを散らす

おいしく作る3つのコツ

コツ1:さつまいもは「レンジで先に火を通す」

さつまいもを生のまま炒めると、中まで火が通るのに時間がかかり、その間に牡蠣が縮んでしまいます。先にレンジで加熱しておけば、フライパンでは焼き色をつけるだけ。牡蠣とさつまいもの火の通り方をそろえるのが、いちばんのポイントです。

コツ2:牡蠣は一度取り出して、後から戻す

牡蠣は加熱しすぎると身が縮みやすくなります。焼き色をつけたら一度取り出し、さつまいもを焼いてから戻し入れると、ふっくらと仕上がります。片栗粉をまぶしておくと、表面が香ばしく焼け、タレもからみやすくなります。牡蠣の焼き方は、片栗粉で変わる、牡蠣のおいしさでも紹介しています。

コツ3:牡蠣は中心までしっかり加熱する

冷凍むき牡蠣は生食用ですが、加熱して料理に使う場合は、中心部が85〜90℃で90秒以上になるまで加熱してください(厚生労働省の目安)。身がふっくらとふくらみ、中まで色が変わったら加熱できたサインです。大きな粒は、半分に切って確かめると確実です。

おまけ:バターは最後に「追いバター」

しょうゆとみりんを入れたあとは焦げやすいので、火を止めてから仕上げのバターを加えます。バターの香りが立ち、照りも出ておいしそうに仕上がります。

味の変化をつけるアレンジ

アレンジ作り方のポイント
はちみつで甘めにAにはちみつ小さじ1を加える。照りが出て、大学いも風の甘じょっぱさに
黒こしょうで大人味仕上げに粗びき黒こしょうをたっぷり。お酒のおつまみにも
七味でピリッと器に盛ってから七味唐辛子をふる。甘みとの対比が楽しい
きのこをプラスしめじやまいたけを、さつまいもと一緒に焼く。秋らしいボリュームおかずに
ガーリックバター炒め始めに、にんにくの薄切りを加える。香りが立って食欲をそそる

平日の夕食に、ほかの牡蠣のフライパン料理も知りたい方は、フライパンひとつで作れる人気の牡蠣レシピ5選もどうぞ。

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よくある質問

Q. さつまいもの皮はむいたほうがいいですか?

A. 皮つきのままのほうが、紫色が彩りになり、煮くずれもしにくくなります。皮の食感が気になる方は、むいても作れます。

Q. 電子レンジがない場合は?

A. フライパンにさつまいもと水大さじ3を入れてふたをし、弱めの中火で蒸し焼きにしてください。竹串が通ったらふたを外し、水分をとばしてから焼き色をつけます。

Q. 牡蠣は解凍せずに使えますか?

A. 凍ったまま焼くと水分が多く出て、片栗粉がはがれたり味が薄まったりしやすくなります。商品の表示に従って解凍し、水気をふいてから使うのがおすすめです。

Q. お弁当に入れてもいいですか?

A. 入れる場合は、牡蠣の中心までしっかり加熱し、よく冷ましてから詰めてください。まだ暑い日もあるので、保冷剤を添えて早めに食べましょう。

まとめ

  • さつまいもはバター醤油で、甘じょっぱい「ごはんが進むおかず」に
  • さつまいもはレンジで先に火を通し、牡蠣と火の通り方をそろえる
  • 牡蠣は片栗粉をまぶして焼き、一度取り出してから戻す。中心部85〜90℃で90秒以上を目安に加熱
  • 仕上げの追いバターで香りと照りをプラス

出回り始めたさつまいもで、秋らしい晩ごはんを作ってみてください。

出典:厚生労働省「ノロウイルスに関するQ&A」(加熱の目安)。分量・加熱時間は家庭での調理の目安です(電子レンジの機種によって変わります)。解凍の方法・保存方法・期限は、冷凍むき牡蠣の商品表示に従ってください。
※画像はイメージです