この記事を書いた人:光栄水産(兵庫県赤穂市・坂越湾で牡蠣を育て、加工まで行う生産者)
肌寒い日が増えてくると、おでんが恋しくなります。いつもの具に、牡蠣を一つ加えてみませんか。ぷりっとした牡蠣は、だしを含んでうまみが重なり、おでんの主役にもなります。
牡蠣のおでんで気をつけたいのは、長く煮ると身が縮んで固くなること。コツは、①牡蠣は片栗粉でもんで洗い、水気をふく、②ほかの具が煮えてから最後に加える、③弱火でゆっくり、でも中心までしっかり加熱するの3つです。
- 材料(2〜3人分)
- 作り方
- 牡蠣を縮ませない3つのコツ
- アレンジ
- よくある質問
材料(2〜3人分)
- 冷凍むき牡蠣 200g(1パック)
- 大根 1/3本(約400g)
- ゆで卵 2個
- 厚揚げ 1枚、こんにゃく 1枚
- だし 800ml、しょうゆ 大さじ2、みりん 大さじ2、酒 大さじ2、塩 小さじ1/3
- 片栗粉 小さじ1(下ごしらえ用)
- 練りがらし(お好み)
作り方
1. 下ごしらえ
- 大根は3cm厚さに切って皮をむき、面取りして、竹串が通るまで下ゆでする
- こんにゃくは下ゆでして切り、厚揚げは湯通しして油を抜き、食べやすく切る
- 冷凍むき牡蠣は商品の表示に従って解凍し、片栗粉をもんで洗い、水気をふく
2. 煮る
- 鍋にだし・しょうゆ・みりん・酒・塩を入れて火にかけ、煮立ったら大根・こんにゃく・厚揚げ・ゆで卵を入れて、弱火で30分ほど煮る
- 具に味がなじんだら、牡蠣を加えてアクを取る
- 弱火で3〜4分煮る。牡蠣の中心部が85〜90℃で90秒以上になるよう、しっかり火を通す(厚生労働省の目安)
- 火を止めてしばらくおき、味を含ませる。器に盛り、練りがらしを添える
牡蠣を縮ませない3つのコツ
| コツ | 理由 |
|---|---|
| 最後に入れる | 牡蠣を長く煮ると身が縮んで固くなる。最後の数分だけ煮る |
| 弱火で煮る | ぐつぐつ煮立てると、身が縮みやすい。表面がゆれる程度に |
| 別に煮てから戻す方法も | 牡蠣だけを少量のだしでさっと煮て取り出しておき、食べる直前に戻すと、ふっくら仕上がる |
牡蠣のだしが出るため、ほかの具の味つけはいつもより薄めにすると、全体のバランスがよくなります。牡蠣は、煮汁に長く入れておかず、食べる分だけ温め直してください。鍋ものは牡蠣鍋のレシピもどうぞ。
アレンジ
- 大根のかわりに、じゃがいもや白菜を入れる
- 牡蠣と、ちくわ・はんぺんなどの練り物をあわせる
- 翌日は残ったおでんの煮汁で、雑炊やうどんにする
よくある質問
Q. 牡蠣はいつ入れるのがよいですか?
A. ほかの具に味がなじんだあと、食べる3〜4分前に入れるのがおすすめです。
Q. おでんの牡蠣は、煮汁に入れたまま保存してよいですか?
A. 牡蠣は煮汁から取り出して別に保存し、食べるときに温め直すのがおすすめです。早めに食べ切ってください。
Q. 温め直すときの注意は?
A. 中心まで十分に加熱してください。煮すぎると固くなるので、さっと温める程度にとどめます。
まとめ
- 牡蠣は片栗粉でもんで洗い、水気をふく
- ほかの具が煮えてから最後に加える
- 弱火で煮て、牡蠣の中心まで加熱する
だしを含んだ牡蠣のうまみは、おでんならでは。寒い夜の楽しみに、ぜひ。
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出典:厚生労働省「ノロウイルスに関するQ&A」(加熱の目安)。分量・加熱時間は家庭での調理の目安で、コンロや鍋によって変わります。冷凍むき牡蠣の解凍方法・保存方法・期限は商品表示に従ってください。
※画像はイメージです