この記事を書いた人:光栄水産(兵庫県赤穂市・坂越湾で牡蠣を育て、加工まで行う生産者)
秋も深まり、そろそろ「今年のふるさと納税、何にしよう」と考えはじめる時期です。海産物やお肉など、冷凍で届く返礼品は人気がありますが、「届いたのに冷凍庫に入らない」「量が多くて使いきれない」「いつまでに食べればいいの?」と困った経験がある方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、冷凍の返礼品を選ぶときに見ておきたいのは、①届く時期と冷凍庫の空き、②内容量と小分けかどうか、③賞味期限と保存方法の3つです。どれも返礼品の説明ページに書かれていることが多いので、申し込む前に確かめておくだけで、届いてから困ることがぐっと減ります。
この記事では、冷凍の食品をお届けしている牡蠣の生産者の目線から、この3つのポイントの見方を紹介します。ふるさと納税の制度そのもの(控除の上限額や手続き)は、総務省のふるさと納税ポータルサイトで必ず確認してください。
- まずはおさらい:ふるさと納税の基本
- 見ること1:届く時期と冷凍庫の空き
- 見ること2:内容量と小分けかどうか
- 見ること3:賞味期限と保存方法
- 申し込む前のチェックリスト
- よくある質問
まずはおさらい:ふるさと納税の基本
ふるさと納税は、応援したい自治体に寄附をすると、寄附額のうち2,000円を超える部分について、一定の上限まで所得税・住民税の控除が受けられる仕組みです。控除の対象になるのは、1月1日から12月31日までに行った寄附です(総務省「ふるさと納税ポータルサイト」)。
控除される上限額は、収入や家族構成などによって変わります。上限額の考え方や、年末に慌てないための計画の立て方は、ふるさと納税はいつまで?年末に慌てない夏からの計画3ステップでくわしく紹介しています。この記事では、その先の「何を選ぶか」、特に冷凍の返礼品の選び方に話をしぼります。
見ること1:届く時期と冷凍庫の空き
冷凍の返礼品で、いちばん多い困りごとが「冷凍庫に入らない」ことです。返礼品の説明ページでは、まず発送の時期を確認しましょう。
| 説明ページの書き方の例 | 考えておきたいこと |
|---|---|
| 申し込みから順次発送 | すぐに届く可能性がある。届く前に冷凍庫を空けておく |
| 〇月ごろから順次発送 | 季節を待って届く。その時期のほかの予定と重ならないか |
| お届け時期を選べる | 冷凍庫に余裕がある時期、家にいる時期を選ぶ |
年末は申し込みが集中しやすく、ほかの返礼品やお歳暮、年末年始の食材と届く時期が重なりがちです。いくつも冷凍品を申し込むなら、届く時期がばらけるように選ぶのがコツです。
また、冷凍品は届いたらすぐに冷凍庫へ入れる必要があります。帰省や旅行で家を空ける時期は、受け取れる日をよく考えておきましょう。冷凍の荷物を受け取る前の段取りは、冷凍のお取り寄せ、受け取り日の決め方|お盆前に冷凍庫を空ける手順でも紹介しています。
見ること2:内容量と小分けかどうか
同じ「1kg」でも、1kgがひとかたまりで届くのか、小分けの袋がいくつも入っているのかで、使いやすさは大きく変わります。説明ページでは、全体の量だけでなく、「1袋あたりの量」も見ておきましょう。
- 小分けになっている:使う分だけ解凍できる。少人数の家庭や、少しずつ使いたい方に
- まとまった量で1袋:大人数で一度に食べるときに。少人数だと一度に使いきれないことも
- 使う分だけ取り出せる:袋を開けたあとも、必要な分だけ取り出して残りを冷凍庫へ戻せる形
家族の人数と、1回に使う量を思い浮かべながら選ぶと、「多すぎて使いきれない」を防げます。冷凍の魚介を少しずつ使う考え方は、使いたいときに、使いたい分だけ。冷凍牡蠣で賢くストックも参考にしてください。
見ること3:賞味期限と保存方法
冷凍の返礼品は日持ちするイメージがありますが、期限は品によってさまざまです。説明ページや届いた商品の表示で、次の点を確かめましょう。
- 賞味期限・消費期限:どちらの表示か、いつまでか。期限は、表示どおりの方法で保存した場合のもの
- 保存方法:冷凍の指定温度。届いたらすぐに冷凍庫へ
- 解凍の方法:冷蔵庫で解凍するのか、流水で解凍するのか。解凍にかかる時間も考えておく
- 食べ方の表示:魚介類の場合、「生食用」か「加熱用」か。加熱用は必ず加熱する
賞味期限と消費期限の違いは、賞味期限と消費期限の違い|冷凍の牡蠣・缶詰はどう考える?でくわしく紹介しています。解凍したものは、再冷凍せず早めに使いきるのが基本です。
申し込む前のチェックリスト
ここまでの3つのポイントを、申し込む前のチェックリストにまとめました。
| チェック | 確かめること |
|---|---|
| □ 発送の時期 | いつごろ届くか。ほかの冷凍品と重ならないか |
| □ 冷凍庫の空き | 届く日までに空けられるか |
| □ 受け取れる日 | 帰省・旅行の予定と重ならないか |
| □ 1袋あたりの量 | 家族の人数に合っているか。小分けか |
| □ 期限 | 賞味期限か消費期限か。いつまでに食べるか |
| □ 保存・解凍・食べ方 | 冷凍の指定、解凍の方法、生食用か加熱用か |
冷凍庫に入れる量が気になるときは、常温で保存できる缶詰などを組み合わせるのもひとつの方法です。
よくある質問
Q. 冷凍の返礼品が一度にたくさん届いてしまいました。
A. まずは期限が近いものから使う順番を決め、冷凍庫の中を整理しましょう。解凍したものは早めに使いきり、再冷凍は避けてください。次の年からは、届く時期が分かれるように選ぶと、慌てずにすみます。
Q. 冷凍の魚介は、生で食べられますか?
A. 商品の表示によって違います。「生食用」と表示されたものだけを、表示どおりの方法で解凍・保存し、期限内に食べてください。「加熱用」は必ず加熱して食べましょう。
Q. 控除の上限額はどこで確認できますか?
A. 総務省のふるさと納税ポータルサイトで、上限額の考え方や手続きを確認できます。個人の状況によって変わるので、くわしくはお住まいの市区町村や税務署などにご確認ください。
まとめ
- 冷凍の返礼品は、届く時期・内容量・期限の3つを申し込む前に確かめる
- 年末は届く時期が重なりやすい。冷凍品は時期がばらけるように選ぶ
- 全体の量だけでなく、1袋あたりの量と小分けかどうかを見る
- 期限・保存方法・解凍方法・生食用か加熱用かは、説明ページと商品の表示で確かめる
ふるさと納税の返礼品とは別に、「今、牡蠣が食べたい」というときは、光栄水産の通販サイトもご利用ください。冷凍むき牡蠣や、常温で保存できる牡蠣の缶詰を取りそろえています。
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出典:総務省「ふるさと納税ポータルサイト」(制度の仕組み・控除の対象期間)。税の控除の扱いは個人の状況によって異なります。くわしくは寄附先の自治体、お住まいの市区町村、税務署などにご確認ください。返礼品の内容・発送時期・期限は各返礼品の説明と商品の表示をご確認ください。
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