この記事を書いた人:光栄水産(兵庫県赤穂市・坂越湾で牡蠣を育て、加工まで行う生産者)
暑さが少しやわらいだ夕方、冷えた飲みものと一緒に「何かもう一品」がほしくなりませんか。そんなときに頼れるのが、作り置きもしやすいポテトサラダです。ただ、いつもの味だと少し物足りない……という方も多いはず。
結論からいうと、牡蠣のコンフィ(缶詰)をオイルごと混ぜるだけで、ポテトサラダが「大人のおつまみ」に変わります。缶のオイルに牡蠣の旨みが移っているので、マヨネーズを控えめにしても味がまとまり、黒こしょうと粒マスタードで後味が引き締まります。
この記事では、じゃがいもの下ごしらえ、コンフィの混ぜ方、仕上げの味つけ、アレンジまで紹介します。
- 「大人のポテトサラダ」とは?
- 材料(2〜3人分)
- じゃがいもの下ごしらえ
- 作り方:コンフィはオイルごと、最後にさっくり
- 黒こしょう・粒マスタードで仕上げ
- アレンジと盛り付け
- よくある質問
「大人のポテトサラダ」とは?
決まった定義があるわけではありませんが、ここでは甘さを抑えて、香り・酸味・食感にメリハリをつけたポテトサラダのことを指します。子ども向けのやさしい味にくらべて、こしょうの辛み、マスタードの酸味、魚介の旨みなどが加わり、お酒にもよく合うのが特徴です。
牡蠣のコンフィは、牡蠣をオイル仕立てにした缶詰です。缶を開ければそのまま食べられるので、ゆでたじゃがいもと合わせるだけで、ひと手間かけたような味わいになります。
材料(2〜3人分)
- じゃがいも 中3個(約400g)
- 牡蠣のコンフィ(缶詰) 1缶
- 玉ねぎ 1/8個(あれば紫玉ねぎ)
- きゅうり 1/2本
- 酢 小さじ2/塩 少々
- マヨネーズ 大さじ2(好みで調整)
- 粒マスタード 小さじ2
- 粗びき黒こしょう 適量
- あればイタリアンパセリやディル 少々
マヨネーズは、いつものポテトサラダより少なめが目安です。コンフィのオイルが加わるので、最後に味を見て足すくらいでちょうどよくなります。
じゃがいもの下ごしらえ
ポテトサラダのおいしさは、じゃがいもの下ごしらえで半分決まります。
1. ゆでる前に大きさをそろえる
じゃがいもは皮をむいて、4〜6等分くらいに大きさをそろえて切ります。水に5分ほどさらして表面のでんぷんを落とすと、仕上がりがべたつきにくくなります。
2. 水からゆでて、竹串がすっと通るまで
鍋にじゃがいもとかぶるくらいの水を入れ、中火にかけます。沸騰したら火を少し弱め、竹串がすっと通るまでゆでます。
3. 湯を捨てて「粉ふき」に
ゆで汁を捨てたら、鍋を弱火にかけてゆすり、表面の水分を飛ばします。じゃがいもの表面が白っぽく粉をふいたらOK。水っぽさがなくなり、味がなじみやすくなります。
4. 熱いうちに酢と塩で下味
熱いうちにボウルに移して、木べらなどで粗くつぶし、酢と塩をふって混ぜます。温かいじゃがいもは味をよく吸うので、このひと手間で全体の味がぼやけません。食感を残したい方は、つぶしすぎず、ところどころにかたまりを残すのがおすすめです。
作り方:コンフィはオイルごと、最後にさっくり
- きゅうりは薄い輪切りにして塩少々でもみ、しんなりしたら水気をしっかり絞る。玉ねぎは薄切りにして水にさらし、水気をよく切る
- 下味をつけたじゃがいもが人肌くらいまで冷めたら、きゅうりと玉ねぎを加えて混ぜる
- マヨネーズと粒マスタードを加えて混ぜる
- 牡蠣のコンフィをオイルごと加え、ゴムべらで底から返すように、さっくり混ぜる
- 味を見て、足りなければ塩・マヨネーズで調える
コツ1:じゃがいもが冷めてからマヨネーズを
熱いうちにマヨネーズを入れると、油が分かれてべたっとした食感になりがちです。下味は熱いうちに、マヨネーズは粗熱がとれてから、と順番を分けましょう。
コツ2:牡蠣は最後に入れて、つぶさない
コンフィの牡蠣はやわらかいので、早い段階で入れると混ぜているうちにくずれてしまいます。最後に加え、ひと口ごとに牡蠣の身に当たるくらいの粒感を残すのが、見た目にもおいしいポイントです。
コツ3:オイルは「ドレッシング」と考える
缶のオイルには牡蠣の旨みが移っています。捨てずにじゃがいもにからめると、マヨネーズだけでは出せないコクが加わります。オイルの量が多いと感じたら、半分ほど入れて味を見てから調整してください。
黒こしょう・粒マスタードで仕上げ
器に盛ったら、仕上げに粗びき黒こしょうをたっぷり。ひきたての香りが加わると、ぐっと大人っぽい味になります。粒マスタードは、混ぜ込む分とは別に少量を上にのせると、食べながら酸味を足せて飽きません。
刻んだイタリアンパセリやディルを散らすと、彩りとさわやかな香りが加わります。ハーブがなければ、小ねぎの小口切りでも合います。
アレンジと盛り付け
| アレンジ | 加えるもの・食べ方 |
|---|---|
| ゆで卵入り | かたゆで卵を粗く刻んで加える。まろやかさが増して食べごたえアップ |
| たくあん入り | 刻んだたくあんを加えると、ポリポリした食感と和の香りがアクセントに |
| バゲットのせ | 薄切りのバゲットやクラッカーにのせて、ひと口サイズのおつまみに |
| ホットサンド | 食パンにはさんで焼くと、休日のブランチにも |
おもてなしに出すなら、セルクル(丸い型)で丸く抜いて盛り付けたり、葉物野菜を敷いた上にこんもり盛ったりすると、お店のような見た目になります。
コンフィ以外の缶詰で作るのもおすすめです。牡蠣のアヒージョ(缶詰)ならにんにくの香りが効いた洋風に、牡蠣の醤油煮(缶詰)なら和からしを少し合わせて和風のポテトサラダになります。4種の味を試したい方は、牡蠣の缶詰4種ギフトボックスで食べくらべるのも楽しい方法です。
ポテサラのアレンジに
【牡蠣のコンフィ(缶詰)】【牡蠣の缶詰4種ギフトボックス】醤油煮・アヒージョ・ラー油・コンフィ各1缶
よくある質問
Q. 作り置きできますか?
A. 冷蔵庫で保存し、早めに食べきってください。時間がたつと、じゃがいもが水分を吸ってかたくなったり、きゅうりから水が出たりします。作り置きするなら、きゅうりの水気をとくにしっかり絞っておきましょう。
Q. 開けた缶詰が余ったら?
A. 缶のまま置かず、ふたつきの容器に移して冷蔵し、早めに使いきってください。保存方法と賞味期限は、商品の表示に従ってください。
Q. 子どもと一緒に食べるときは?
A. 黒こしょうと粒マスタードを入れる前に子どもの分を取り分け、大人の分だけ仕上げをすると、ひとつのボウルで作り分けられます。
まとめ
- 牡蠣のコンフィをオイルごと混ぜると、ポテトサラダが大人のおつまみになる
- じゃがいもは粉ふきにして、熱いうちに酢と塩で下味。マヨネーズは冷めてから
- 牡蠣は最後に加え、つぶさないようにさっくり混ぜる
- 仕上げは粗びき黒こしょうと粒マスタードで
夏の終わりの晩酌に、いつもと少し違うポテトサラダを用意してみてください。
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出典:分量・手順は家庭での調理の目安です。保存方法・賞味期限は、各商品の表示に従ってください。
※画像はイメージです