私たちが普段食べている牡蠣。
実はその小さな存在が、海や地球環境を支える“エンジニア”だとご存じでしょうか?
牡蠣は海をきれいにするだけでなく、海の生態系や人々の暮らしまで支える働きをしています。
海をきれいにする“浄化システム”
牡蠣は海水を取り込み、プランクトンや不純物を濾し取って成長します。
1個で1日に数十リットルもの海水をきれいにするため、集まればまるで天然の浄水装置。
坂越湾の透明度が高いのも、牡蠣の力が大きく影響しています。
海のゆりかごをつくる“牡蠣礁”
牡蠣が積み重なってできる“牡蠣礁(オイスターベッド)”は、小魚やカニ、エビのすみかとなります。
生き物たちにとっての「海のエコハウス」であり、豊かな漁場を育てる役割を果たします。
つまり牡蠣は、海の生態系を設計するエンジニアなのです。
防災にも役立つ牡蠣の力
牡蠣礁は波を弱め、海岸の浸食を防ぐ“天然の防波堤”としても注目されています。
アメリカやオーストラリアでは「牡蠣礁を利用した防災プロジェクト」が進められており、
日本でも将来的に応用できる可能性があります。
牡蠣を食べることが未来を守る
牡蠣養殖は環境にやさしいサステナブルな漁業の一つ。
消費者が牡蠣を選ぶことは、漁師や地域を支え、同時に海の環境保全にもつながります。
美味しく味わうことが、地球にやさしい行動になるのです。
まとめ
牡蠣は、海を浄化し、漁場を育て、防災まで担う“地球のエンジニア”。
私たちが口にする一粒の牡蠣には、海を守る大きな力が秘められています。
今年の夏は、牡蠣を味わいながら「自然と共に生きる力強さ」を感じてみませんか?