実は“うっかりミス”から生まれた!? オイスターソースのはじまり物語
いまやスーパーでもよく見る「オイスターソース」。
炒め物やチャーハン、煮物にも大活躍の調味料ですが――
実はこれ、うっかりミスがきっかけで誕生したって知ってましたか?
舞台は1880年代の中国・広東省
ある日、屋台でスープを作っていたおじさん・李さん(リーさん)が、
火にかけていた牡蠣の煮汁をうっかり放置。
気づいたときには、鍋の中が真っ黒!
「やってしまった〜!」と焦りつつ、
一応なめてみたところ…
「え?……なにこれ、めっちゃうまい!」
どろっと濃厚な牡蠣の旨み、ほんのり甘くてコクがある――
そう、これが世界で最初のオイスターソースだったのです!
そこからはトントン拍子!
李さんはこの味を瓶詰めにして売り出し、
のちに「李錦記(リキンキ)」というブランドを創業。
いまも世界中で親しまれる調味料の王様として愛されています。
つまり、オイスターソースって…
✔ 牡蠣を煮詰めてできた“偶然の産物”
✔ 最初はただのスープの煮すぎだった
✔ それがいまや、チャーハン・八宝菜・青菜炒めに欠かせない万能調味料に!
ちょっとした失敗が、
世界中のごはんをおいしく変えた――
なんだか元気をもらえる話ですよね。
今度オイスターソースを使うとき、
ちょっとだけ“うっかり李さん”のこと、思い出してみてください♪