牡蠣フライ、冷めても美味しくするコツ
揚げたてじゃなくても、“ぷりっ&サクッ”は叶う。
① 衣は“二度づけ&粗め”が鉄則
冷めてもサクサク感を残すには、衣に厚みと空気層を持たせるのがコツ。
・薄力粉 → 卵 → パン粉 → 再び卵&パン粉の二度づけで厚めに。
・パン粉は生パン粉+粗めタイプを使うとベスト。
② 揚げる前に“牡蠣の水分”はしっかり拭き取る
加熱すると水分が出やすい牡蠣。
衣がベチャつかないためにも、ペーパータオルでしっかり水気を取ってから衣付けするのが重要。
→ 揚げ上がりのサクサクが長持ち。
③ “揚げすぎない”が冷めてもジューシーのカギ
揚げすぎは水分が飛びすぎて、冷めるとパサパサに。
・170〜175℃で1分30秒~2分が目安
・牡蠣が膨らんできたらOKのサイン
※揚げすぎると旨味も飛ぶため、短時間でサッと火入れするのが鉄則。
④ 油切りは“立てて空気に触れさせる”
揚げたら、重ねずに網の上で立てて休ませる。
→ 蒸気が抜けて、時間が経っても衣がふやけにくい。
キッチンペーパーの上に置くと逆に水分を吸ってしまうので注意。
⑤ 冷めた牡蠣フライの“リベイク”は魚焼きグリルがおすすめ
トースターよりも短時間&高温な魚焼きグリルで1分半〜2分。
→ 外はサクサク、中はぷりっと仕上がる。
冷凍保存後の温め直しも同様にすると、食感が戻りやすい。
応用編|冷めても美味しい“牡蠣フライおかず”にするなら
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タルタルソースに玉ねぎ+ピクルス+味噌少々でコクUP
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おにぎりの具材用には、しょうゆ&みりんベースの甘辛だれで絡めると、冷めても美味しさキープ
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レモン+粗びき黒こしょうだけでも、素材の甘みが際立つ
まとめ|冷めてもおいしい牡蠣フライには、下ごしらえと“ひと手間”が効く
「冷めたら油っぽい…」「しんなりして台無し…」
そんな声をなくすためのコツは、“水分と空気のコントロール”。
正しい処理と揚げ方で、テイクアウトもお弁当もごちそうに変わります。