兵庫・坂越ってどんなところ?
ぷりっぷりの牡蠣と、風情ある町並みに出会う旅へ
ちょっとだけ贅沢な日帰り旅をしたくなったら――
海の香りと、レトロな街並みと、そして“絶品の牡蠣”に出会える場所があります。
その名も「坂越(さこし)」。
兵庫県赤穂市にある小さな港町ですが、ここにはおいしい驚きと、心がゆるむ時間がたっぷり詰まっています。
まずは坂越の町を歩いてみよう
坂越に降り立つと、まず感じるのは“静かさ”。
観光地っぽい賑わいではなく、まるで時がゆっくり流れているような、落ち着いた空気。
白壁の町屋、格子窓の古民家、海へと続く細い路地。
まるで昔話の世界に迷い込んだような、ノスタルジックな景色が広がります。
カメラ片手にのんびり歩くのもよし。
町家カフェでコーヒー片手に地元の空気を味わうのもよし。
何もしない贅沢って、こういう場所でこそ楽しめるのかもしれません。
坂越といえば、やっぱり牡蠣!
お腹が空いてきたら、いよいよメインイベント。
坂越は全国の“牡蠣好き”が注目する隠れた名産地。
その理由は、なんといっても坂越湾の水質の良さ。
透明度が高く、清浄な海水で育つから、生食用としても出荷できるほどの品質なんです。
しかも坂越の牡蠣は成長がゆっくり。
その分、旨味がギュッと濃縮されていて、「加熱しても縮みにくい」「ぷりぷりでクリーミー」と評判。
焼き牡蠣、蒸し牡蠣、牡蠣フライに、牡蠣のアヒージョまで……。
まるで“牡蠣のフルコース”を楽しめる場所、それが坂越なんです。
漁師町の臨場感をそのまま味わえる「牡蠣小屋」体験
ぜひ立ち寄ってほしいのが、坂越の「牡蠣小屋」。
地元漁師さんが運営する場所も多く、朝獲れの牡蠣をその場で焼いて楽しむスタイル。
炭火でジュウジュウと音を立てながら殻が開くのを待つ時間。
ほんのり立ちのぼる磯の香り。
一口食べれば、あふれ出す“海のスープ”。
ここでしか味わえない、五感で楽しむ牡蠣体験をぜひ。
食後は坂越の風景でひと息
お腹も心も満たされたら、ちょっと海辺まで足をのばしてみてください。
坂越湾を見渡せる「まち並み館」や、神秘的な「生島(いきしま)」を望む海辺の道。
観光客も少なく、波音と風の音だけが聞こえるような、静かな時間が流れています。
忙しい日常をしばし忘れて、自然に包まれるひとときを。
最後に:おいしい思い出をお持ち帰り
旅の終わりには、坂越の牡蠣を“お持ち帰り”するのもおすすめ。
殻付き牡蠣はもちろん、冷凍のむき身牡蠣やオイル漬けなど、全国発送も可能な商品が多数。
プロトン凍結という技術を使った冷凍牡蠣なら、現地の味をそのまま自宅でも楽しめます。
一度食べれば、きっと“また坂越に行きたい”と思ってしまうはず。
まとめ
「旅」と「食」がこんなに近くにあったなんて。
坂越は、特別なことはないけれど、特別に心に残る町です。
ぷりぷりの牡蠣と、やさしい町の風景に癒される坂越の旅。
あなたも一度、ふらりと訪れてみませんか?